院長ブログ

水いぼ(伝染性軟属腫)について

カテゴリ:治療について| 2005.10.17

ウイルス性の皮膚感染症で、主に幼少児が罹患し、水のような光沢がある円形やドーム状のいぼができます。通常、数週間から数年で自然に治る病気です。

【感染経路】

1.直接接触
2.タオルや物を介して間接的
3.掻くことなどによる自家接種

問題になるのはアトピー性皮膚炎など皮膚の免役能やバリア機能の弱い人では数が増えて、湿疹化し二次感染などを起こすこと、また社会生活上とくに集団生活で感染することです。

【当院の治療法】

1.数が少ない場合(10個位まで)
ピンセットで処置します。痛みが多少ありますので2-3回に分けて摘除します。

2.湿疹化したり感染を起こして炎症がある場合
まず炎症の治療をします。

3.数が多すぎる場合
漢方薬(ヨクイニン)を2ヶ月ほど飲んで効果があれば続けます。除去を希望されれば何度かに分けて処置します。

特にピンセットでの除去(圧出といいます)は痛みを伴いますので、子供の納得と協力が必要になります。病院嫌いにならないためにも無理強いしないほうがよく、いつかは自然に治る病気ですので、何が何でも治すとかたくなに考えないほうがよいと思います。痛みを伴う治療をどうしても嫌がる子供の場合は、他の子供にうつす可能性にある水泳をひと夏または数ヶ月やめて様子をみるのも一策です。なお、局所麻酔剤のテープは、麻酔アレルギーのリスクがあること、効き目が十分でないことから当院では行っておりません。

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