院長ブログ

ヘアダイ皮膚炎とヘナ

カテゴリ:治療について| 2005.10.19

 ヘアダイ(白髪染め、ヘアカラーを含む)の後、頭皮や顔、耳が赤くなったり、水疱や丘疹(ブツブツ)が出ることがあります。症状の強い人では浸出液(皮膚からにじみ出る液)が出て痒くてたまらなくなります。これは、酸化染毛剤によるアレルギー性接触皮膚炎で、主な原因は酸化染毛剤に含まれるPPDA(パラフェニレンジアミン)で、一度アレルギーになると次の毛染めのときにも同様の皮膚炎がさらに強くでます。診断としては臨床的に容易ですが、染毛剤によるパッチテストが参考になります。初めてヘアダイをする時、また前回かゆみや赤みが出たときなどは事前にパッチテストをしてからのヘアダイがおすすめです。

治療は急性の強い皮膚炎が多いので、副腎皮質ステロイド剤の外用に併せて、抗アレルギー剤の内服治療が一般的ですが、重症例では副腎皮質ステロイド剤を内服する場合もあります。

予防として酸化染毛剤を使わないことですが、白髪が気になる方には当院では植物性染料配合による非酸化染毛剤をご紹介しています(アクセーヌナチュリヘアカラーN)。

“ヘナ”という天然の染料を美容院などで薦められることがありますが、染毛剤アレルギーの方にはお薦めできません。ヘナは天然の染料ですが、実際には天然のヘナに合成染料(多くは前述のPPDA)を加えて黒色や茶色に染まるようにしたものが市販されています。天然のヘナだけでは白髪に染めた場合黒や茶色にはならず、オレンジもしくは淡いレッドにしか染まりません、つまり自然の色素成分では黒や茶色の色を出すのは難しいのです。また成分については明らかにされていない場合もあるので注意する必要があります。

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